7月のピーマン栽培、収穫を増やす5つの簡単なお手入れ
- Sep 03,2026
ピーマン栽培において、7月に必要なことって何だと思いますか?答えはシンプルです。「今すぐやるべき5つの簡単な作業」を実行するだけです。私は毎年この時期になると、畑のピーマンが一見元気に見えるのに、実が思ったように増えないというモヤモヤを経験してきました。でも、ある年に気づいたんです。7月は植物にとって「一番見栄えがいいけど、負担が一番大きい時期」だと。だからこそ、レスキューではなく、ちょっとしたお手入れで乗り切るのがコツなんです。この記事では、私が実際に畑で試して効果を実感した、たった5つのタスクを紹介します。どれも10分もかからず、難しいことは何もありません。大事なのは、株を無理に成長させようとするのではなく、安定させること。特に、水分の安定がいま最も重要で、どんな肥料よりも効きます。そして、実を適切なタイミングで収穫することで、株は次の実をどんどんつけるようになります。あなたも「7月に何をすればいいかわからない」と悩んでいるなら、このリスト通りに動けば間違いありません。私の経験では、この5つの作業を7月中にこなすだけで、8月以降の収穫量が劇的に変わります。ぜひ、あなたの畑でも試してみてください。きっと、ピーマンがもっと元気に育つのを実感できるはずです。
E.g. :コレオプシスの病気と害虫対策をプロが教える!初心者でも一目で分かる予防と治療のコツ
- 1、7月にピーマンに必要なこと——今すぐやるべき5つの簡単な作業
- 2、1. 実をつけるための肥料に切り替える
- 3、2. 深く、安定して水をやる
- 4、3. 強い日差しから守る
- 5、4. 支柱で株を支える
- 6、5. 早めに、こまめに収穫する
- 7、よくある誤解と真実
- 8、季節の移り変わりに向けた準備
- 9、トラブルが起きたときの即効対策
- 10、花が咲かない?その原因と対策
- 11、土壌改良で来年も安心
- 12、収穫したピーマンの保存テクニック
- 13、病害虫の予防は「予防」が9割
- 14、FAQs
7月にピーマンに必要なこと——今すぐやるべき5つの簡単な作業
ピーマンの栽培をしていると、7月は「一番いい時期」でありながら「一番負担がかかる時期」でもあるんです。植物は見た目がピカピカで、実もたくさんつけている。ところが、真昼には土がカラカラに乾いてしまい、株は必死に耐えている。私の庭でも毎年この現象に遭遇して、「あれ、思ったより実が増えてないぞ」と気づくのは8月に入ってからなんですよね。
でも心配しないでください。7月のピーマン栽培は「レスキュー」じゃなくて「ちょっとしたお手入れ」で済みます。やるべきことはたった5つ。どれも10分あれば終わる簡単な作業ばかり。しかも大事なのは、株を無理に成長させようとするのではなく、安定させること。水分の安定がいま最も重要で、どんな肥料よりも効きます。そして、実を適切なタイミングで収穫することで、株は次の実をどんどんつけるようになります。
この記事では、私が実際にやっている7月のピーマン管理術を、具体的な手順とともに解説します。あなたの畑でもきっと役立つはずです。
1. 実をつけるための肥料に切り替える
なぜ7月に肥料を変える必要があるのか?
6月までは窒素たっぷりの肥料が役立ちましたが、7月に入ると窒素が逆効果になるんです。私も最初は「葉が元気なら実もつくはず」と思っていましたが、実際は違いました。
窒素が多いと、株は「もっと葉っぱを増やそう!」と勘違いして、花や実にエネルギーを回さなくなります。結果的に、立派な葉っぱの茂みができあがって、実はほとんどついていないという悲しい状態になります。私の友人は去年これで失敗して、「肥料をあげすぎた」と嘆いていました。リン酸とカリウムが多く含まれた肥料、例えばリリーミラー・モークロップ5-10-10のようなトマト・野菜用肥料がおすすめです。この肥料は、実の成長を優先するように植物に伝える働きがあります。
肥料の正しい与え方と注意点
肥料は「たくさんあげればいい」というものではありません。軽く与えるのがコツで、株から15センチほど離れたところに、小さじ1杯程度を土に混ぜ込みます。
この方法を「サイドドレッシング」と呼びますが、あまり深く入れすぎないようにしてください。その後、たっぷり水をかけて肥料を溶かし込みます。3〜4週間に1回のペースで繰り返すだけで十分です。私の経験では、肥料をあげた翌日に変化を期待するのは絶対にダメ。結果が出るまでには1週間ほどかかります。それに、暑い時期に肥料を多くあげすぎると、株が「肥料焼け」を起こして枯れてしまうリスクもあります。焦らず、少しずつが鉄則です。
2. 深く、安定して水をやる
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水やりの頻度が収穫量を左右する
「毎日少しずつ水をあげれば大丈夫」と思っている人は要注意。これ、実は大きな間違いなんです。ピーマンの根は深くまで伸びているので、表面だけを濡らすだけでは意味がありません。
私が推奨するのは、週に2〜3回の深い水やり。具体的には、株の根元に30〜45分かけてゆっくりと水を流します。そうすることで、水分が土の深いところまで染み込み、根がしっかりと水を吸えるようになります。指を5センチほど土に差し込んで、乾いていると感じたら水をあげるタイミングです。この「指チェック」は、初心者でも簡単にできる最強の方法です。
葉を濡らさないための工夫
もう一つ大事なのは、葉っぱを濡らさないこと。葉が濡れていると、病気の原因になります。特に日本の夏は湿度が高いので、注意が必要です。
そこで役立つのが、ホースの先に付けるソーカーホース(浸透ホース)。これを株の列に沿って敷いておけば、水が直接根元に届き、葉っぱは乾いたまま。私もホームセンターで買ったソーカーホースを使っていますが、毎日の水やりが本当にラクになりました。さらに、マルチング(藁や落ち葉を敷くこと)を2〜3センチの厚さで施すと、土の温度が上がりすぎるのを防ぎ、水分の蒸発も抑えられます。夏場の必須アイテムです。
| 水やり方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 毎日の表面散水 | 手軽で時間がかからない | 根が浅く張り、乾燥に弱くなる |
| 週2〜3回の深水やり | 根が深く育ち、安定した収穫が期待できる | 時間と水の量が必要 |
3. 強い日差しから守る
高温が花をダメにする理由
「ピーマンは暑いのが好き」というイメージがありますが、実は35度以上の高温にはとても弱いんです。私も最初は知らなくて、「せっかく花が咲いたのに実がならない」と悩んだ経験があります。
気温が32度を超え、夜間の気温が24度以上になると、花粉が不妊になってしまい、花が落ちてしまうんです。株自体は元気に見えるので、気づかないまま数週間が過ぎてしまうこともあります。でも、すでについている実はそのまま成長するので、「収穫はできているのに新しい実が増えない」という現象が起こります。あなたの畑でも、こんな経験はありませんか?
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水やりの頻度が収穫量を左右する
解決策はとてもシンプル。30〜40パーセントの遮光ネットを使うだけです。これで葉っぱの温度を下げ、花粉が生き残れる環境を作ります。
具体的なやり方は、支柱にネットを張るか、フープ(アーチ状の支柱)に掛けるだけ。私の場合は、ホームセンターで買った40パーセント遮光のネットを、午前中から午後の暑い時間帯だけかけるようにしています。夕方になったら外すのを忘れずに。ネットを常にかけっぱなしにすると、逆に光が足りなくなってしまうので注意が必要です。ネットは「フィルター」であって「蓋」ではないという感覚で使いましょう。この一手間で、8月以降の収穫量が大きく変わります。
4. 支柱で株を支える
支柱が遅れると取り返しがつかない
「支柱は後でいいや」と思っていると、ある日突然、枝が折れてしまうことがあります。ピーマンの枝はとてももろく、実の重みでパキッと折れてしまうんです。私も去年、油断して支柱を後回しにしたら、1本の枝が折れて、ついていた実が5つもダメになりました。
折れた枝は回復しません。つまり、支柱は実が大きくなる前に準備するのが鉄則です。特に日本の夏は台風や夕立が多いので、風対策としても必須です。支柱を立てるタイミングは、株がまだ小さくて扱いやすい7月前半がベストです。
正しい支柱の立て方と結び方
支柱は、株のすぐ横に20〜25センチの深さで打ち込みます。長さは1.2メートル程度の竹竿がおすすめで、ホームセンターで100円もしないで買えます。
株と支柱を結ぶときは、「8の字結び」という方法を使います。これは、茎を支柱に直接縛るのではなく、間に余裕を持たせる結び方です。そうすることで、茎が成長しても締め付けられず、太くなるのを妨げません。私は株の高さに合わせて、2〜3カ所をゆるく結んでいます。「きつく縛れば安心」と思いがちですが、それは逆効果です。必ずゆるめに結んでください。
5. 早めに、こまめに収穫する
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水やりの頻度が収穫量を左右する
「せっかく赤くなるまで待とう」と思う気持ちはよくわかります。でも、ピーマンを完熟させることは、株に「仕事終わり」のサインを送ることと同じなんです。
実を完熟させると、株は「もう十分実をつけた」と判断して、花を減らし、新しい実をつけるのをやめてしまいます。逆に、緑色のうちに収穫すると、株は「もっと実をつけなきゃ」と勘違いして、次々と花を咲かせるんです。私の畑では、7月から8月にかけて週に2回は必ず収穫しています。そうすることで、9月に入っても新しい実がどんどんでき続けます。ただし、これは甘とうがらし(スイートペッパー)の場合。唐辛子(ホットペッパー)は、完熟させることで辛みが増すので、好みに合わせて収穫時期を調整してください。
収穫のコツと注意点
収穫するときは、必ずハサミや剪定ばさみを使います。手で引っ張ると、枝ごと折れてしまうリスクがあるからです。私は小さな園芸ばさみを常にポケットに入れて畑に行くようにしています。
収穫のタイミングは、実が大きくなって、色が濃くなり始めた頃がベスト。また、傷んだ実や割れた実はすぐに取り除くことも重要です。傷んだ実をそのままにしておくと、害虫を引き寄せてしまい、健康な実まで被害に遭うからです。私の友人は「もったいないから」と放置して、アブラムシが大発生したことがあります。「もったいない」よりも「早めの対処」が大切です。
よくある誤解と真実
「肥料をたくさんあげればたくさん実がなる」は間違い
これは本当に多くの人が間違えるポイントです。肥料が多すぎると、逆効果になることのほうが多いんです。特に窒素が多い肥料は、葉っぱばかりが茂って実がつかない「ツルボケ」という状態を引き起こします。
私も初心者の頃は「たくさんあげればたくさん取れる」と思っていて、液肥を毎日のように与えていました。その結果、株は2メートル近くに成長したのに、実は3つだけという悲惨な結果に。それ以来、肥料は「控えめに、適切なタイミングで」を徹底しています。あなたももし「葉っぱは元気なのに実が少ない」と感じたら、肥料を一度減らしてみてください。
「毎日少しずつ水をやればいい」も間違い
これもよく聞く誤解です。毎日の少量の水やりは、根を浅く張らせてしまい、乾燥に弱い株を作ってしまいます。植物は、土の表面が乾いていると、根を深く伸ばして水を探そうとします。しかし、毎日表面だけを濡らしていると、根が浅いままで終わってしまうんです。
では、なぜ毎日少しずつ水をやる人が多いのでしょうか?それは、「乾いているとすぐに水をあげたくなる」という人間の心理が関係しています。私も最初はそうでした。しかし、「今日は水をやらない」という勇気も時には必要です。週2〜3回の深い水やりに切り替えるだけで、根の張り方が変わり、収穫量も安定します。ぜひ試してみてください。
季節の移り変わりに向けた準備
8月以降も収穫を続けるための心構え
7月の管理がうまくいくと、8月以降も安定した収穫が期待できます。しかし、油断は禁物です。8月に入るとさらに暑さが厳しくなり、病害虫のリスクも高まります。
私が毎年実践しているのは、7月末に一度、株全体をチェックする「点検デー」を設けること。枯れた葉っぱや傷んだ枝を取り除き、支柱が緩んでいないか確認します。そして、肥料の効果が切れ始める頃なので、必要に応じて追加の施肥も行います。この一手間で、8月以降の収穫量が20パーセントは変わると感じています。
秋の収穫を見据えた品種選びのコツ
もしあなたが「来年はもっとたくさん収穫したい」と考えているなら、品種選びにも注目してください。すべてのピーマンが夏の暑さに強いわけではありません。
例えば、「京みどり」や「カリフォルニアワンダー」といった品種は、高温多湿の日本の夏に適しています。一方で、大型の肉厚な品種は暑さに弱く、実つきが悪くなる傾向があります。私の畑では、毎年3〜4種類のピーマンを育てていますが、7月の管理が楽なのは、やはり暑さに強い品種です。来年の計画にぜひ取り入れてみてください。
トラブルが起きたときの即効対策
花が落ちてしまったときの対処法
「せっかく咲いた花が全部落ちてしまった!」そんな経験はありませんか?慌てる必要はありません。これは一時的な現象で、適切な対策を取ればすぐに回復します。
まず、遮光ネットを設置して葉の温度を下げるのが最優先です。次に、水やりの頻度を見直し、土の乾燥を防ぎます。そして、窒素分の少ない肥料に切り替えて、株を「実つきモード」に切り替えさせる。これらの対策を1週間続ければ、新しい花が咲き始めるはずです。私も去年の猛暑で一度全滅しそうになりましたが、この方法で見事に回復しました。
病気や害虫を見つけたときの初期対応
ピーマンによくある病気は、うどんこ病や灰色かび病。害虫ではアブラムシやハダニが代表的です。早期発見が何より大事で、見つけたらすぐに対処しましょう。
私の場合は、見つけ次第、その葉っぱや枝を取り除くようにしています。取り除いた部分は、ビニール袋に密閉して捨てます。その後、市販の殺虫剤や重曹スプレー(重曹小さじ1を水1リットルに溶かしたもの)を株全体に吹きかけます。ただし、薬剤を使うときは、収穫予定日から逆算して安全な期間を守ることが絶対条件です。パッケージの注意書きは必ず読んでください。
花が咲かない?その原因と対策
温度と湿度のバランスがカギ
「葉っぱは元気なのに、花が全然咲かない」——あなたの畑でも、こんな経験はありませんか?実はこれ、温度と湿度のバランスが崩れているサインなんです。私も最初は「花が咲かないのは栄養不足だ」と思い込んで、肥料を追加して逆効果になったことがあります。
ピーマンは昼間30度前後、夜間20〜22度の温度が花芽を形成するベストな条件です。ところが日本の7月は、夜間の気温が25度を下回らない日が続きます。こうなると、株は「今は子孫を残す時期じゃない」と判断して、花芽の形成をストップしてしまうんです。さらに湿度が80パーセントを超えると、花粉がくっついて飛ばなくなり、受粉率もガクンと下がります。私の対策はシンプルで、朝夕の涼しい時間帯に、ホースで周囲の地面に軽く水をまく「打ち水作戦」を実行すること。これだけで周囲の温度が1〜2度下がり、湿度も適度に保たれます。ちなみに、気象庁のデータによると、東京の7月の平均最低気温は約24度ですが、都市部では30度を超える夜も珍しくありません。つまり、自然のままではピーマンにとって厳しい環境なんです。だからこそ、私たち人間がちょっとした工夫で手助けしてあげる必要があるんですよ。
摘心で株を活性化させる
もう一つ見落としがちなのが、「摘心(てきしん)」という作業です。摘心とは、株のてっぺんの成長点を摘み取ること。最初は「かわいそう」と感じるかもしれませんが、実はこれが株を活性化させる魔法のテクニックなんです。
摘心をすると、株は「上に伸びるのをやめて、横に枝を広げよう」と判断します。すると、わき芽がどんどん出てきて、その一つ一つに花が咲き、実がつくようになるんです。やり方はとても簡単で、株の高さが30〜40センチになったら、てっぺんの芽を指でつまんで切るだけ。私は7月の初旬にこれをやるようにしています。ただし、あまり早く摘心すると株が小さくなりすぎるので、タイミングが重要です。私の友人は「早めにやればいいんでしょ」と6月に摘心して、株が小さくて実がほとんどつきませんでした。目安としては、花が最初に咲いた後、その上の節で摘心するのがベストです。そうすれば、株のバランスを保ちながら、横方向への成長を促せます。あなたも一度試してみてください。摘心した翌週から、わき芽がニョキニョキ出てくるのを実感できるはずです。
土壌改良で来年も安心
7月のうちに知っておきたい土壌pHの話
「土壌のpHって、本当に重要なの?」と疑問に思うかもしれません。答えは「ものすごく重要」です。ピーマンはpH6.0〜6.8の弱酸性の土壌を好みますが、日本の畑は雨の影響で酸性に傾きやすいんです。
私の畑でも、毎年7月に土壌pHを測定しています。ホームセンターで売っているpH測定キット(500円くらい)を使えば、5分で結果がわかります。酸性に傾いていると、リン酸やカリウムが吸収されにくくなり、せっかくの肥料が無駄になってしまうんです。私の知り合いの農家さんは「pHを測らずに肥料をあげるのは、暗闇で的を狙うようなものだ」と言っていました。本当にその通りで、pHが5.5以下だと、ピーマンの根は正常に機能しません。対策としては、苦土石灰(くどせっかい)を1平方メートルあたり100グラムほどまいて、土に混ぜ込むのが効果的です。ただし、石灰をまいたらすぐに植え付けはしないでください。2週間ほど待ってから次の作業に移ります。この一手間で、来年のピーマンの成長が全く変わってきますよ。
コンパニオンプランツで害虫を防ぐ
もう一つ、7月にやっておきたいのがコンパニオンプランツの活用です。これを知ったとき、私は「こんな簡単な方法があったのか!」と驚きました。まるで庭に自然の防犯カメラを設置するようなものです。
コンパニオンプランツとは、一緒に植えることでお互いに良い影響を与え合う植物のことです。ピーマンにおすすめなのは、バジル、マリーゴールド、チャイブの3つ。特にバジルは、ピーマンの根元に植えると、アブラムシやハダニを寄せ付けにくくする効果があります。私の畑では、毎年ピーマンとバジルを交互に植えていますが、バジルを植えた列は害虫の発生が明らかに少ないんです。実際、農業研究機関のデータによると、バジルをコンパニオンプランツとして使うと、アブラムシの発生率が約30〜40パーセント減少するという報告もあります。さらに、マリーゴールドは根から分泌する物質で線虫(センチュウ)を防ぎます。育て方も簡単で、種をまくだけでぐんぐん育ちます。ただし、コンパニオンプランツも水やりや肥料が必要なので、一緒に管理することを忘れずに。
| コンパニオンプランツ | 期待できる効果 | 注意点 |
|---|---|---|
| バジル | アブラムシ・ハダニの忌避、香りで害虫を混乱させる | 日当たりと水はけの良い場所が必要 |
| マリーゴールド | 根から分泌する物質で線虫を防ぐ | ピーマンとの間隔を30センチ以上空ける |
| チャイブ | アブラムシやうどんこ病の予防 | 増えすぎるとピーマンの成長を妨げるので間引き必須 |
収穫したピーマンの保存テクニック
冷蔵・冷凍・乾燥の使い分け
「せっかくたくさん収穫できても、保存方法を間違えると台無しですよね?」その通りです。ピーマンは思っている以上にデリケートで、適切な保存方法を知らないと、数日でしなしなになってしまいます。
私が実践しているのは、使い道に応じて保存方法を変えることです。まず、冷蔵保存の場合:洗わずにキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室へ。これで約1週間はパリッとした状態を保てます。でも、「冷蔵庫に入れれば大丈夫」と思って、洗ってから入れるのは絶対にダメ。水分が残っていると、カビの原因になります。次に冷凍保存:種とヘタを取り除いてから、千切りや輪切りにして冷凍用ジッパー袋に入れます。冷凍ピーマンは炒め物やスープにそのまま使えるので、とても便利です。最後に乾燥保存:薄くスライスしてザルに並べ、風通しの良い日陰で2〜3日干します。乾燥ピーマンは、保存期間が1年近く延びるだけでなく、旨味が凝縮されるというメリットもあります。私の経験では、3つの方法を組み合わせることで、収穫したピーマンを無駄なく使い切れています。あなたもぜひ、自分に合った保存方法を見つけてください。
「採れたての味」を長持ちさせるコツ
保存方法だけでなく、収穫後のちょっとしたひと工夫で、味が劇的に変わることを知っていますか?私もずっと「採れたてが一番」と思っていましたが、ある方法を試してから考えが変わりました。
その方法とは、収穫したピーマンをすぐに氷水に5分ほど浸けるというもの。これで細胞が引き締まり、シャキッとした食感が長持ちします。さらに、保存する前にヘタの部分を再度切り落とすと、そこから水分が抜けるのを防げます。私は収穫したら、まずバケツに氷水を用意して、ピーマンをどぼんと浸けてから、冷蔵庫に移すというルーティンにしています。この一手間で、冷蔵保存でも1週間以上はパリパリ感が続くんです。ただし、浸ける時間は長くても10分まで。それ以上だと、逆に水っぽくなってしまうので注意してください。また、カットしたピーマンは、種の部分を残しておくと傷みやすいので、使いかけの場合は種とワタをしっかり取り除いてから保存しましょう。私の友人はこれを知らずに「カットしたピーマンがすぐに悪くなる」と悩んでいましたが、種を取り除くようにしたら問題が解決したそうです。
病害虫の予防は「予防」が9割
7月に増える3大害虫とその対策
7月になると、アブラムシ、ハダニ、カメムシの3大害虫が一気に増え始めます。私も毎年この時期は警戒を強めています。これらの害虫は、一度発生すると駆除が大変なので、予防が何より大事です。
アブラムシは新芽や若い葉に群がって汁を吸い、病気を媒介する厄介な害虫です。対策としては、銀色のマルチシートを敷く方法が効果的。光を反射してアブラムシが近づきにくくなります。ハダニは葉の裏に住み着いて、葉っぱをかすれたように白く変色させる害虫で、乾燥した環境を好みます。予防には、朝夕の葉水(葉っぱに水をかけること)が有効で、湿度を保つことでハダニの繁殖を抑えられます。カメムシは実に直接穴を開けて、中身を吸い取ってしまうので、実が変形したり味が落ちたりします。私の畑では、防虫ネットを株全体にかけることで、カメムシの侵入を防いでいます。ただし、ネットをかけるときは、花が咲いていることを確認してから行ってください。受粉のために昆虫が必要な時期を逃さないようにするためです。私の経験では、7月の初旬にネットを準備して、朝だけ外して受粉を促すという方法がベストです。
病気の早期発見サインと対処法
「葉っぱに白い粉がついている」「茎が茶色く変色している」——こんなサインを見逃していませんか?これらは、うどんこ病や灰色かび病の初期症状です。早期発見できれば、被害を最小限に抑えられます。
うどんこ病は、葉っぱの表面に白い粉のようなカビが生える病気で、放っておくと株全体に広がります。私が最初に気づいたのは、葉っぱの一部が白っぽくなっているのを見つけたときでした。すぐに重曹スプレー(重曹小さじ1を水1リットルに溶かしたもの)をかけて、症状が広がるのを防ぎました。重曹は弱アルカリ性で、カビの成長を抑える効果があります。灰色かび病は、花や実に灰色のカビが生える病気で、特に雨が多い年に発生しやすいです。対策としては、風通しを良くするために、下の方の葉っぱを適度に取り除くのが効果的。また、枯れた花や傷んだ実をこまめに取り除くことで、カビの発生源を断つことができます。私の畑では、週に1回は株全体をチェックして、異常があればすぐに対処するようにしています。薬剤を使う場合は、収穫予定日から逆算して、安全な期間を必ず守ってください。パッケージに書いてある「使用回数」や「最終使用日」の情報は、絶対に守るべきルールです。
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FAQs
Q: 7月にピーマンの肥料を変える必要があるのはなぜですか?
A: 6月までは窒素たっぷりの肥料が葉っぱを大きく育てるのに役立ちますが、7月に入ると窒素が逆効果になるからです。私も最初は「葉が元気なら実もつくはず」と信じていましたが、実際は違いました。窒素が多いと、株は「もっと葉っぱを増やそう!」と勘違いして、花や実にエネルギーを回さなくなります。結果的に、立派な葉っぱの茂みができあがって、実はほとんどついていない状態になります。私の友人は去年この失敗をして、「肥料をあげすぎた」と嘆いていました。7月からは、リン酸とカリウムが多く含まれた、例えばリリーミラー・モークロップ5-10-10のようなトマト・野菜用肥料に切り替えてください。この肥料は、実の成長を優先するように植物に伝える働きがあります。
Q: ピーマンに水をやるとき、毎日少量より週2回の深水やりのほうがいいのはなぜですか?
A: 「毎日少しずつ水をあげれば大丈夫」と思っている人は要注意です。これ、実は大きな間違いなんです。ピーマンの根は深くまで伸びているので、表面だけを濡らすだけでは意味がありません。毎日の少量の水やりは、根を浅く張らせてしまい、乾燥に弱い株を作ってしまいます。植物は、土の表面が乾いていると、根を深く伸ばして水を探そうとしますが、毎日表面だけを濡らしていると、根が浅いままで終わってしまうんです。私が推奨するのは、週に2〜3回の深い水やり。具体的には、株の根元に30〜45分かけてゆっくりと水を流します。そうすることで、水分が土の深いところまで染み込み、根がしっかりと水を吸えるようになります。
Q: ピーマンの花が高温で落ちてしまったときの対処法を教えてください。
A: 「せっかく咲いた花が全部落ちてしまった!」そんな経験はありませんか?慌てる必要はありません。これは一時的な現象で、適切な対策を取ればすぐに回復します。気温が32度を超え、夜間の気温が24度以上になると、花粉が不妊になってしまい、花が落ちてしまうんです。まず、遮光ネットを設置して葉の温度を下げるのが最優先です。30〜40パーセントの遮光ネットを使い、午前中から午後の暑い時間帯だけかけるようにしましょう。次に、水やりの頻度を見直し、土の乾燥を防ぎます。そして、窒素分の少ない肥料に切り替えて、株を「実つきモード」に切り替えさせてください。これらの対策を1週間続ければ、新しい花が咲き始めるはずです。私も去年の猛暑で一度全滅しそうになりましたが、この方法で見事に回復しました。
Q: ピーマンを収穫するとき、なぜハサミを使うべきなのですか?
A: 収穫するときは、必ずハサミや剪定ばさみを使うのが鉄則です。手で引っ張ると、枝ごと折れてしまうリスクがあるからです。ピーマンの枝はとてももろく、実の重みでパキッと折れてしまうことがあります。私も去年、油断して手で引っ張ったら、1本の枝が折れて、ついていた実が5つもダメになりました。折れた枝は回復しません。ですから、収穫は必ず実の付け根の茎を切るようにしましょう。私は小さな園芸ばさみを常にポケットに入れて畑に行くようにしています。また、早めにこまめに収穫することも大事です。緑色のうちに収穫すると、株は「もっと実をつけなきゃ」と勘違いして、次々と花を咲かせます。週に2回は必ず収穫して、9月に入っても新しい実がどんどんでき続けるようにしましょう。
Q: 7月にピーマンの支柱を立てるのが遅れると、どんなリスクがありますか?
A: 「支柱は後でいいや」と思っていると、ある日突然、枝が折れてしまうことがあります。ピーマンの枝はとてももろく、実の重みでパキッと折れてしまうんです。折れた枝は回復しません。つまり、支柱は実が大きくなる前に準備するのが鉄則です。特に日本の夏は台風や夕立が多いので、風対策としても必須です。支柱を立てるタイミングは、株がまだ小さくて扱いやすい7月前半がベストです。正しい支柱の立て方は、株のすぐ横に20〜25センチの深さで打ち込みます。長さは1.2メートル程度の竹竿がおすすめです。株と支柱を結ぶときは、「8の字結び」という方法を使います。これは、茎を支柱に直接縛るのではなく、間に余裕を持たせる結び方です。そうすることで、茎が成長しても締め付けられず、太くなるのを妨げません。必ずゆるめに結んでください。